2013年11月16日土曜日

【ANN動画】東京都江戸川区の「コンクリートを砕いて再利用する」工場が爆発

☆黒煙激しく…東京・江戸川区のリサイクル工場火災
(テレビ朝日)

http://youtu.be/iFP63M7NWsU

http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000016215.html

http://archive.is/ajrMx

立石建設によりますと、この工場ではコンクリートを細かく砕いて再利用する作業をしていて、火は扱っていないということです。

              ↑

468 名前:名無しさん@13周年
:2013/11/16(土) 10:56:05.25 id:wnDahLUc0
参考動画 せっけん工場爆発
http://youtu.be/zazcwURMQik


541 名前:地震雷火事名無し(やわらか銀行)
投稿日:2013/11/16(土) 16:05:19.75 id:DVu5MwYn0
野田の爆発はこの動画と同じ原理っぽいね、ナトリウムをセシウムに置き換えればスッキリ解決する
よく20年も前の映像を保存していると変なところで関心しちゃう

 

消される

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消される

辻井喬

 

消されれば

風が消える

夕暮れの雲がほのかな光を失い

朝 小鳥の声が聞えなくなる

樹が倒れかかる

ひとつの秩序が鼓動を止めたように

地上には苔の花が咲いている

葉と同じ色で いくらか薄い緑の花が

跼(かが)んで眺めるとその形は意外に華やかで

ずっといちめんに拡がっているのだ

とおい昔に滅んで

海の底に横たわっている都のように

 

消されるというのは

そんな苔さえも息を止めるということだ

自らの論理に疑いを持たない精神

仲間のうちの正義だけがどこまでも正義だと思う

心底からの腐敗が地上を覆い

風と光を失った幹は倒れる

弱いものはいっさい消えるべきだ

それが改革というものだと

異議を認めない神の代理人が断言する

かれが口にするのは優生学

民族に代わって市場が君臨するところが新しい

いまではもう陽の射さない崖下でも

なんとか自分の花を咲かせようとしている

そんな効率の悪い存在は認められない

 

もし人間であり続けようとするなら

消されてはいけない

いろんな愛のかたちを

ただひとつの悲しみに変えてしまう

大儀という旗をかざした代理人に気をつけよう

その旗は昔「大和し美わし」と染めてあった

 

消されるというのは

歌を失くすということなのだ

微笑みも母親を探す子供の泣き声さえも

いっさい立てられないということなのだ

他人の痛みをわがことに感じる心が失せ

想像する力は全部神の代理人に握られてしまう

 

消される自分を見たくないから

目をつぶっていても 何の役にもたたない

消す男は胸を張ってやってくる

それでも何もするまいと耐えていたら

いきなり大きな×印を付けられてしまった

後頭部に 収容所行きだとでもいうように

消されるとは顔を失くすことだったのだ

そう気付き怯えてふり返ると

下手人の顔は驚くほどわたしに似ていた

 

日本ペンクラブ編「それでも私は戦争に反対します」2004年)より

 

 

国民の知らな原発の闇と、真実がここにある!http://blog.goo.ne.jp/mokushiroku666/e/e3545ac2fa5055deaeeb720bcfc77acc

『福島県の方には何も診断しちゃいけない決まりがあるんです』国から医療規制がかけられている。権力を振りかざして国民の生命を脅かす恐ろしい行為。「放射能の影響で何らかの病気が発症したという診断をすると、国から7割負担が貰えなくなる」 http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/6ee40f5ae15a759418e1cd287c0ba5bb

 

蛙合戦

 

         蛙   合   戦

       アレン キンズバーグへ

        

                                       ナナオ サカキ

      

             

              グ グ ピカ ドン

       ヒキガエルが参る カエル合戦に参る

       グ グ ピカ ドン

 

若い私は 心みだれ おろかな森に踏み入った

南アルプス とある山すそ 春三月 夕日の森

ふと 脚もとを見わたせば なんと夥しいヒキガエル

       グ グ ピカ ドン

もの知らぬ若い私は ただ呆れ ただおびえ

走りもならず 止まりもならず 彼らと共に

       グ グ ピカ ドン

いつとなく ヒキガエルたち姿失せ

我が脚もとに忍びよる 闇よ 寒さよ

 

星めぐり 年めぐり いま 北アルプス遠からぬ山住まいーー

根雪いずこ 四月の谷ゆけば

乾き知らぬ水たまり ここかしこ

ふと 目をうばう 透明ゼラチンの長い紐

その中は 黒い粒つぶ びっしりとーー

これぞ 死を賭け 命惜しまぬ 蛙合戦の置き土産

やがて 月満ち 卵塊たちまち オタマジャクシの黒い群れ

 

スミレ ヤマツツジ 花やぐ五月の森そぞろ歩き

人は 水たまりに腰かがめ 目を皿に 心ひろげ

すえ頼もしい この小さきものらにほほえむよ

 

      森の高みから落ちてくる 心やさしいツツドリの歌

      谷の底から 天にひびけと鳴く河鹿

      梅雨けむる 六月半ば

 

なにものぞ 我らが花道ひき裂いて トラックのわだち

ヒキガエル トノサマガエル また

鰓あざやかな クロサンショウウオの幼生たち

 

ノアザミ ホタルブクロの花もろとも

圧しつぶされ 根こぎにされ 泥にうずめられーー

虐殺あわれ トラックには一瞬 生けるものには永遠

 

心くだかれ うつろにたたずむ 我が脚もと

再び始まる ヒキガエルの行列

      

       グ グ ピカ ドン

       ヒキガエルが参る 蛙合戦に参る

       グ グ ピカ ドン

 

その列に立ちまざる泥の男 おや トラック背負い

       グ グ ピカ ドン

次は トラック工場の社長 

”若ものは 水陸両用戦車の運転 学べ”

自ら 日の丸はためく戦車にまたがり

       グ グ ピカ ドン

つづいて ヒットラー トルーマン スターリン

偉大なる先進国サミットたちの胸かざる

原子核弾頭の大勲章

       グ グ ピカ ドン

さて 原子力産業おしすすめる ここ日本国のお偉方

聖者みたいに丸はだか 広島 長崎の灰ぬたくって

       グ グ ピカ ドン 

その後ろから うさんくさい科学者 ジャーナリスト 文化人

さらに 夥しい中産階級 うなわちオポチュニス

お手々つないで はい笑って 第三次世界大戦の廃墟の中を

       グ グ ピカ ドン 

 

やってくる まだやってくる

おや 肥桶背負ったアキラ君 マサカリかついだ裕次郎

機織ひっぱるおけいさん ほだ木を運ぶ びっこのアキ

ボブは ギターと水牛 ジュンは ドラムとさかな銛

イサムは 絵具とやさしい口もと しんがりは

おや ナナオ 自家製の豆腐爆弾 手にさげて

       グ グ ピカ ドン

       ヒキガエルが参る 蛙合戦に参る

       グ グ ピカ ドン 

 

       森の高みから落ちてくる 心やさしいツツドリの歌

       谷の底から 天にひびけと鳴く河鹿

           梅雨 いま盛り

 

                        

                        1983 夏至 

                         信州 生坂村

http://www.utagoekissa.com/utagoe.php?title=zamannai

ザマナイ~時代よ!~

 

【訳詞】高橋朋子
【作曲】T.Muhamad Janov

1.健やかな子らは なぜ消えた
  風になびく髪は なぜ消えた
  心ないしうちよ ザマナイ
  ザマナイ ザマナイ
  清き故郷はなぜ消えた

  哀れなるわが大地
  数え切れぬ 爆発 閃光に
  引き裂かれたわが心よ

2.父祖の眠る地を壊して
  豊かな大地を汚して
  罰として苦しみ続けよと?
  ザマナイ ザマナイ
  ひとの誇りよ 今いずこ

  哀れなるわが大地
  数え切れぬ 爆発 閃光に
  引き裂かれたわが心よ
        

      哀れなるわが大地
  数え切れぬ 爆発 閃光に
  引き裂かれたわがふるさとよ

 

2009年夏、NHKで放映されたドキュメンタリーでこの曲が演奏されて、いい曲だな、と思ってましたが、それっきりになってました。
ところが、世の中、よくしたもので、これを契機に、原詞を取り寄せて、翻訳して自ら歌っている方がコツコツと草の根の活動をされていたのですね。

今週のうたごえ新聞(2011年10月10日号)の1面のコラムでこの曲が紹介されています。
旧ソ連による核実験は1949年8月29日から700回以上も行われ、その内訳500回がカザフスタン国内で、その内の9割がセミパラシンスク核実験場で行われています。
当時、その地方では様々なガン、免疫力の低下、新生児の奇形・死亡などが増加。しかし、住民は原因不明の健康被害程度にしか考えていませんでした。
しかし、1989年にカザフスタンとアメリカのヒバクシャが核実験反対運動に取り組み、ネバダ・セミパラチンスク運動と呼ばれています。
この運動なかで、住民たちは、これまで原因不明とされていたものの原因を知らされ、怒りを爆発。
核実験場反対は、この「ザマナイ」の歌と共に、カザフスタン全土に広がりました。
そして、1991年8月29日、とうとう核実験場は閉鎖されることになります。ソ連崩壊の4ヶ月前のことでした。

 

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加藤哲郎教授の講演会「GHQ/G2ウィロビー=CISポール・ラッシュの諜報工作」http://blog.goo.ne.jp/takasin718/e/056852bd823dca7a338d4f223b755afd

今回の加藤先生の講演で面白かったのは、やはり、ポール・ラッシュの話でした。戦前、いや、大正末期の14年に宣教師として来日し、清里高原を開拓し、「清里の父」として記念碑が建っていることで有名でしょう。この人は、1979年に東京の聖路加病院で82歳で亡くなりますが、日本にアメリカンフットボールを広めた「アメフトの父」であり、戦後の立教大学を立て直して奨学金制度を設けるなど、「中興の祖」としても名を残しています。

 それらが「表の顔」だとすると、「裏の顔」は、戦後占領期にGHQの参謀第2部(G2)の民間情報局(CIS)に所属(陸軍少佐)し、G2のウイロビー部長(少将)の直属の部下として、戦犯リストを作成したり、ゾルゲ事件の被告の生き残りだった川合貞吉を取り調べたりしていたのです。あの「細菌部隊」で有名な731部隊の石井四郎元中将の免責工作にもかかわったとも言われます。

戦前から面識のあった外務官僚の澤田廉三と美喜(孤児院エリザベス・サンダース・ホーム創設者)夫妻の東京・麹町の邸宅を接取して、事実上、CISの本部として使っていたことも有名ですね。この「澤田ハウス」で、ポール・ラッシュは退役記念パーティーを開催し、吉田茂首相やウィロビー少将らと一緒に写っている写真も残しています。

 

加藤哲郎ネチズンカレッジhttp://www.ff.iij4u.or.jp/~katote/Home.shtml

「原爆と原発の間」http://members.jcom.home.ne.jp/rikato/120526atom.pdf

 「SFとしての『原子力平和利用』」http://members.jcom.home.ne.jp/katote/SFATOM.pdf

加藤哲郎 原発問題を考える-「原子力平和利用と科学者」

http://www.youtube.com/watch?v=7XztLLgOMSU

 

小出裕章「私は水戸巌を仰ぐ、マルクス主義者です」http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/kouen.html